キャバ嬢としてまだ働いたことがない方は、ぜひその前に基本の接客マナーを確認しておきましょう。
事前に把握しておくだけで、実際に働き始めたときに余裕を持つことができますし、「あぁ、私向いていないのかも」と早期断念を防ぐことができます。
目次
キャバ嬢の基本接客マナー5選
①自分からドリンクを頼まない
基本的にキャバ嬢は、自分でドリンクを頼むようなことはありません。お酒をお客さまに頼んでもらうのが、キャバ嬢のお仕事です。
なので、ドリンクを頼見たい際は、お客様に「ドリンクいただいてもいいですか?」と確認するようにしてください。
②ヘルプにつくときは絶対に名刺を渡さない
ヘルプにつく時ついやってしまいそうになるかもしれませんが、名刺を絶対に渡してはいけません。というのも、既にフリーでないお客さまを他の子がとることは許されません。
指名なしでフリーのお客さまに渡す分には構いませんが、業界のタブーなので絶対に気を付けた方がいいでしょう。
③お客様がタバコを吸うそぶりを見せたら火をつける
お客様が目の前でタバコを吸う素振りをみせたら、すぐに火をつけてあげるのは嬢の大切なお仕事。
基本中の基本になるので、お客さまがタバコを吸う用意を始めたら、すぐにでも火をつける用意をするようにしてくださいね。
お客さまが待つことのないよういな、ちょうどいいタイミングを狙えるようになれればGoodです!
④グラスの水滴をおしぼりでふき取る
お客さまの飲まれているグラスに少しでも水滴がついていたら、おしぼりで綺麗にふきとってあげてください。
タバコの火と同様、グラスの水滴はキャバクラで働く上で基本中の基本とも言える仕事。慣れない内はもたついたりしても全然構いませんが、忘れたりするようなことがないよう注意しておきましょう。
⑤お酒の作り方は正しい順序で
お酒を入れる際は、以下の正しい順序で入れるようにしましょう。
②マドラーでアイス(氷)をまわしてグラス全体を冷やす
③お酒を入れてから、割り物をいれる
④マドラーで混ぜた後、グラスの水滴を拭いてからお客様のコースターへ置く
水商売では、時計回りでマドラーを回すのはマナー違反なので、反時計回りで回すようにしましょう。
【余談】知人キャバ嬢の悪魔の接客と代償のお話
知人キャバ嬢がやらかしてしまったことで、また皆さんにも気をつけていただきたいのが、ヘルプの席での接客時に「爆弾行為」をすることです。
この「爆弾行為」とは、キャバクラで働くうえで絶対にしてはいけない禁止行為のことです。それとは別に、禁止行為をするキャストを「あの子爆弾だよね」と比喩することもあります。
ちなみに最近のキャストが話している爆弾行為は、大抵が他のキャストからお客さんを奪って自分に指名させることを指すことが多いです!
そして、私の知人キャバ嬢がやらかしてしまったのが、ヘルプの席でバレないように連絡先を教えてそのお客さんを奪おうとしたことです。
そのお客さんは会社を何個も経営している経営者で、来店時には1日で数百万円以上のお金を落としていく、いわゆる太客でした。
「私が1位のあの子より劣っている所って逆に何がある?って感じなんだよね〜」と、いつも妙な自信をチラつかせていた知人キャバ嬢はそのお客さんに連絡先を渡しました。しかし、そのお客さんは現在指名しているキャバ嬢のことを物凄く気に入っていたので報告され、一瞬でバレてしまいました。
バレてしまってからはかなり揉め、もちろん悪いのは爆弾した側。1週間もかからずその子はお店からいなくなっていました…。
爆弾行為は他にも色々なものがありますが、爆弾をすると信頼を失ってしまい、結果働きづらくなりお店を辞めることになってしまうので、これからキャバクラで働きたい方は絶対に気をつけてくださいね!
まとめ
初心者キャバ嬢向けに基本の接客マナーをご紹介しましたが、実際に働き始めると他にもたくさんのマナーが存在することがわかるでしょう。
どのマナーもぜひ守ってほしいところですが、特に分かっていながら欲に負けてやってしまう「爆弾行為」だけは気をつけてくださいね。
キャバクラは狭い世界なので、一瞬にして爆弾をした人の噂は広がり、離れたエリアのキャバクラ以外は入りづらくなってしまいます。
また、現在まだキャバクラで働いておらずこれから働きたい方は、下の記事を参考に応募したいキャバクラを探しましょう!